物件リフォームを安く仕上げるコツを紹介する。

大前提としては、業者に頼らず全てDIY(どうなってもいいからやってみよう)精神でいると驚くほど安く仕上がる。

キッチン

 キッチンは公団タイプのキッチンを用意しよう。

クリナップ製の流し台と、ガスコンロを置く台であれば安価で入手可能だ。

尚、ビバホーム等のホームセンターで注文することができるので、場所の採寸と写真を用意し、店員に相談してみよう。

BOTTONトイレ

 BOTTONトイレは人気が皆無なので、入居率の低下を招いてしまう。

とはいえ、業者に頼むと高額な金額になってしまう。

案としては、簡易水洗トイレDIY設置である。

必要工具の調達と、作業工程を分割により、必ずしも不可能でないことが見えてくる。

①破壊

 ハンマードリルにより、トイレのタイル部を破壊する。

②アジャスター作成・固定

 VU管を2つに切断し、ジョイント部で接続する。

BOTTONトイレのツボの直径より、大きなアルミ板を用意する。

アルミ板に、VU管の外径と同等の穴を開け通す。

ジョイント部により、アルミ板が止まることを確認したら、BOTTONトイレのツボに仮固定する。

(※VU管が落ちない側で固定。)

固定位置が決まれば、シリコンコーキングする。

(※コーキングが甘いと、臭気が上がるので、多めに打つ。)

③オーバーフロー管

 古いお手洗い用の蛇口の排水管を活用し、新たに簡易水洗トイレがオーバーフローした時の排水管を作成する。

④床と壁を作成

 根太をビスで固定する。

合板を根太の上に配置して、ビスで固定する。

尚、VU管の位置は採寸し、VU管の外径と同等の穴を開け通す。

側面にに空間がある場合も、合板で壁を作成する。

⑤クッションフロア貼り付け

 床部にクッションフロアを貼り付ける。

⑥簡易水洗トイレ設置

簡易水洗トイレを取り付ける。 

浴室

 風呂はユニットバスは入れずに、アルミ複合板を壁に貼り付け、清潔感を演出しよう。

バスタブは、「INAX製」であれば、4万円弱で入手可能だ。

①破壊

 古いバスタブを破壊する。

②アルミ複合板貼り付け

 浴室の壁を採寸し、アルミ複合板を貼り付ける。

貼り付けは、強力な両面テープと、シリコンにより固定する。

③バスタブを設置

 バスタブを設置する。

バスタブは、全ての水が抜けるような勾配を設ける。

④床

 床に浴室用シートを貼り付ける。

⑤浴室用のドア

 浴室用のドアを設置する。

残地物

 残地物はハイエースかトラックをレンタルし、自分でクリーンセンターに運ぼう。

業者に依頼すると、30〜100万の費用がかかる。

また、比較的小さな残地物は、床下閉鎖スキームを活用すると良い。

まとめ

ボロ戸建投資投資は、特性上、業者に依頼すると利回りが厳しくなる。

自分ができることを増やすことが、リフォームを安く仕上げるコツである。